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nimo0007

Author:nimo0007
海水魚飼育と模型・ガレージキット制作。
他にも結構多趣味な昭和テレビ世代です。
「テレビに夢中だった頃のなつかしい思い出」と「ものを作る楽しみ」を伝えたくこのブログをはじめることにしました。
ちょっと大げさですね。
最近は、怪獣キットも数少なくなってきたことから、模型制作とフィギュア原型の制作が中心になっています。
私の制作技術などはとてもプロの方には及びません。
自分で作り上げた作品の記録なども掲載していく予定です。
ちなみに「nimo」というニックネームは、海水魚飼育も趣味だからです。
海水魚飼育のブログ「ニモを飼おう!!」も書いています。
海水魚飼育に興味がある方。
暇つぶしに読んでやってください。


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まとめ

フィギュア原型複製作業

DSC_1751.jpg DSC_1752.jpg DSC_1753.jpg


原型が完成すると、複製作業が待っています。
イベント等で販売するのであれば、必ず必要になる工程です。
販売しないまでも、原型はこわれやすいこともあり、塗装することも考慮すれば、できれば複製作業はやっておきたい工程です。
これからの造形の世界でも、デジタル化が進むにしろ、3Dプリンターの性能や、その出力代がやすくなるまでの間は、当面この複製作業は絶対に必要になります。
そして、造形と同じくらい奥が深い分野です。


複製を極めることができれば、粘土で簡単な原型を作成し、型抜きした物を加工するようなことも可能になります。
文書だけでは、まったく、なんのことかわかりづらいと思いますが、私がこの数ヶ月で教わったポイントを記載してみます。
これは、私個人の防備録を兼ねたメモです。
このメモ書きが、制作にはかなり役にたちました。
DSC_1758.jpg DSC_1759.jpg DSC_1754.jpg


作業の手順
1.原型の配置を考える
型をいくつ作成するのか?どのように原型をレイアウトして粘土埋め込みするのか十分に検討する。
パーティングラインの位置を考慮しながら、原型を埋め込む向き、方向を検討。
シリコーンは安いものから高いもの、いろいろありますが、決して安くはない。
*原型のできが悪いとここで必ず後悔します。
こんなレベルのものに、ここまで費用をかけたくないと思えるようになる。
ワンダーフェスティバルなどで、販売する場合、作成する原型の大きさにもよりますが、1キロ缶で16個近く使うこともめずらしくない。
DSC_1755.jpg DSC_1756.jpg DSC_1757.jpg

また、どのくらいの数を型抜きするのか? 10個程度なのか、50個近いのか?
数によって、使用するシリコーンのランクを選定する必要あり。
ちなみに、50個近く複製する場合には、RCベルグのシリコーンがおすすめ。
5個程度なら、クレオスのもので十分。
RCベルグ

2.粘土を敷く
用具
① ほいく粘土
シリコーンが食いつきにくい。

CEC ほいく粘土【HLS_DU】
価格:215円(税込、送料別)



② 棒
粘土を平らにのばす。棒などを使って平らにのばして作業する方が、先のことを考えると無難。
こうしておくと、後の後の作業がしやすくなり、型の持ちがよくなる。
しっかりとした型を作成することができる。
ブロック下部外側は粘土を巻き込み、シリコーンの液漏れが起こらないようにしておくこと。

3.粘土埋め作業
用具
① ほいく粘土(この粘土が、一番シリコーンに食いつかない)
粘土は、ほいく粘度が一番、理由はシリコーンに食いつかない。
他の粘土では、離型剤を塗っておく必要がある。
② Mr型どりブロック(ダイヤブロックよりも、片付け掃除がしやすい)


③ へら、爪楊枝、スパチュラ (埋め込み、粘土を取り去るときに必要)
④下敷き 土台にする平らなものなら、なんでも良い。

4.部品の配置を考えながら粘土に埋め込む
一番、難しく奥が深い。
もっとも、アドバイスがほしいところ。
シリコーンがスムーズに流れていくように配置を考える必要あり、空気が抜ける道がないとレジンキャストは流れない。
つまり、型がとれない。
そして、上から引き抜いたときに抜きとれる形状になるように埋め込んで行くこと。
抜き取れない状態のことを逆テーパーという。
型とり中1

ポイント
流し込みストローク部分(湯口)を大きくとること。できるだけ中央に設置。
一つの型のパーツの(厚さ)をできるだけそろえること。(シリコーンの節約)

原型埋め込み時には、原型の下部分の粘土をできるだけ、くりぬいてしまうこと。原型の下に粘土を残す必要はない。その方がパーツ埋め込み時にパーツを破損させることが少ない。ただし、大きなパーツの場合は、ささえるための粘土の土台が必要。
最終的に面を平らにならす方が型の持ちがよくなる。
始めに平らに粘土を伸ばしてしまう方が、得策。

面積のおおきい方を下にする。長さのあるパーツは縦に長く設置する。(気泡ができる面を小さくする・上方(注ぎ口のある面)面の面積を小さくする)
上下にパーツを縦に配置することはできるだけ避けること。原則、横にパーツを配置していく。(ただし、シリコーンはその分余計に必要になる)
基本的に凸凹の大きい物はシリコン型を置いた時に凹凸がなるべく下向きになるようにしましょう(ゴジラの背びれなど)
ここでの下とは重力のかかる方向のことです。
粘土と原型の境目は直角にすること。(これにより、型の持ちがよくなる)
直角のながさは1㎝程度あると粘土がはがしやすくなる。(また、パーツを破損しづらくなる)

粘土うめ段階で、流れ道、空気抜きをできるだけ作成(あらかじめプラ棒、アルミ線を埋め込んでおくこと)しておく。こうすれば、型を傷つけることが少なくなる。
硬化後のシリコーン加工作業はできるだけ少なくしておくことは型を長持ちさせる重要なポイント。
角棒・丸棒・アルミ線・針金を利用する方法は有効。型のもちも断然良くなる。
パーツの欠け防止には、空気抜きを多くとる。(分岐して設置することも可・要は空気が抜ければよいことが理屈であるが、意外にも細いと空気が抜けないこともままある)
*空気抜きの取り方 
一般的な方法では、A面(はじめに粘土を埋め込む面をA面とする)作成時に粘土面に溝を掘れば、B面側に凸部ができる。これを切り落とせば空気の道はできる。
粘土を掘り込むだけでも、簡単に空気抜きをつくることはできる。ただし、結構深く掘らないと、粘土の中に溝はすぐに埋もれてしまう。細かな空気抜きはこの方法では無理がある。
B面にできた凸部を切り落とすことで空気抜きをつくる、この方法は、原型自体に空気抜きの道が完全に接続されないため、あとで、多かれ少なかれ刃物で原型接続点に切り込みを入れてつなげる必要がでてくる。
シリコーン型は傷つけるほど、もろくなって劣化してしまう。(裂けてしまう)

となれば、型をできるだけ、傷つけないためにはシリコーンを削るのではなく、できるだけ粘土を利用して作るほうが良い。
たとえば、一度粘土を取り除いたB面作成時に、粘土を再び盛り付けて、空気道を作る方法である。粘土はシリコーンには付着しないため、あらかじめガイドになる道をA面作成時に埋め込んでおく。プラ棒や針金アルミ線を入れておくと粘土を付着させることがたやすくなる。
要するに、ひとことでいうなら、プラ棒、針金などを多用して空気抜きの道をたくさん作成しておくこと。
プラ棒等は原型に完全に接触していなくても良い。(というか、完全には物理的にできない)
この時(B面作成時)に、粘土を盛り付けて、つなげてしまうのである。
こうすれば、シリコーンをできるだけ傷つけることなく、最後に粘土を外すだけで空気抜の道やシリコーンが流れる道をつなげることができる。
この方法の応用で、A面作成時に湯口部分を粘土で盛り上げておけば、その部分の粘土だけ残して、反対側B面作成時にのこり半分の湯口部分の粘土を盛り付ければ、シリコーン型を傷つけることなく(切り込みを入れることなく)、湯口を製作することもできる。利点はシリコーン型をできるだけ傷つけないことができるため、メリットが大きい
結論はA面作成時に針金、アルミ線、プラ棒などを多用しておいた方が型の持ちはよくなるように思える。

また、空気の逃げ道は、パーツに抜いても構わない。こうすることで気泡が発生しづらくなる。
写真参照


ブロックは入れ違いで組み上げると安定する。こうしないとブロックの間から液漏れを起こすことが多くなる。
多少、グラグラする場合でも、粘土を埋め込むと安定する。
ブロックとパーツの距離は最低1㎝以上あけておく。
タボ穴は型ずれを避けるためのもの。→あまり大きくとる必要はない。極端にパーツ近くであると原型に負担をかけることになる。
*シリコーンを流す前に、ダボ穴を打つことを忘れがちである。(その後の修正はかなり難しいので注意)
ダボ穴は、球場の用具の後部などでつける。ゆっくり、回すように使用すると穴を簡単につくることができる。
ダボ穴つくりを忘れた場合
原則、そのまま使ってみる以外、対処方法なし。A面側にシリコーンの塊をたらす方法があるが、原型や、その他部分にかかってしまうおそれあり。ダボ穴を掘る手もあるが、シリコーンは柔らかいためこれもなかなか難しい。型を破損する可能性が高い。(型を作成する場合のコツは極力、切り込みを型にいれないようにすることである)
ちなみに、クレオスのシリコーン(VANCE VM001 Mr.シリコーン1kg)では、彫刻刀で掘ることが可能でした。

5.シリコーン流しA面
用具
① VANCE VM001 Mr.シリコーン1kg



② 軽量カップ 500cc以上 紙コップ (ガラス製は不可)数個用意しておくこと
 シリコーンはガラスに食いついてしまいます。
③ ヘラ 100円ショップのものでOK(シリコーン撹拌用)数本用意しておくこと
硬化したシリコーンをはがせば、再利用可能。
④ 定規 体積の測定に使用する
⑤ 秤 グラム単位ではかれるものを用意。秤が汚れるためビニール袋等で包んでおくとよい
⑥  手袋 シリコーンは毒性もあるので手袋を着用しておくこと。作業場もビニールなどで汚れ防止措置を行っておくこと。
⑦ マイナスドライバー ふたをあけるときに必要。
⑧ ティッシュ 缶に付着したシリコーン等をふき取る。あまり多く取らないで少なめで溝に入り込んだシリコーンをふき取る。

 ブロック内側の大きさを測定する。ブロックの内側の長さ、たて・よこ・高さをかけわせて、体積を測定する。
高さは、およその平均値で算出する
例 15センチ×10センチ×平均2.5センチ 375g
理論的には、そこから原型の重さを差し引いたものがおおまかな、体積となる。
理屈では、タテヨコ・高さを掛け合わせて容量から原型の重さ分を差し引く必要があるが、シリコーンは水よりも比重が重いため、よほど小さな型でない限り、原型の重さ分を考慮することはまったく不要。
むしろ、多くの型の場合、シリコーンが不足するくらいである。
少し余るくらいに作成しておく方が良いため、長さ測定も大きめに算出しておくこと。
*ちなみにシリコーンは、追加で注いでも問題なし。
デビルマンレディ本体部分片面A面抜きの場合→計量カップで400g+200g=600g程度必要
シリコーンは計量カップ目盛約500ccで600gの重さになる(シリコーンは水よりも重い)

Mrシリコーンであれば、その4%の硬化剤を加えることになる。
Mr.シリコーン 100:4
いずれも重量で計測すること
シリコーン500gであれば、20g  単純に重量の4%を加えるだけでよい。
シリコーン200gであれば、8g

空気を入れないように手早くまぜる。素早く撹拌すること。
しっかりまぜないと硬化不良を起こすことになる。
もっとも、注意することはよく混ぜることである。
シリコーンは分割して注ぐことは可能。不足したら追加すればよい。
なお、液があまっても時間が経過したものは使用しない。(塊になれば増量剤として利用することは可能)
新しい計量カップで作り直すことである。こうすれば硬化不良を回避することができる。

流し込み 上から高さを付けて糸状に流しこみをおこなう。原型がうまってきたら一気に流しこむが、原型のないところで行うと良い。
糸状にして原型におとす。少し、液体が固まりだしたなら原型のない場所から流し込むようにする。これらの方法で行うと気泡がはいりづらい。


真空脱泡器 シリコーンを流し込む前にかけていた人あり。しかしながら、硬化時間がなくなり流しこみ時にかたまり始めてしまうリスクもあり。型の作成時には、真空脱泡器は不要なように思える。
あとでわかったことだが、レジン流しで真空脱泡器を使用するためには、それなりの型が必要。真空脱泡器を使うことを前提にした型つくりが事前に必要である。通常の型では使用することはできない。(湯口がかなり大きくないと使用不能?真空状態になると液体が増量してあふれでてくることになる。)
通常の方を使う場合では、あふれ出ても大丈夫なように工夫する必要がある。

6. 粘土取り出し・B面離形処理
用具
① ヘラ・スパチュラ・爪楊枝
② カッター、模型用ニッパー
③ ビニール袋(使用済粘土保管用)
④ リンレイブルーワックス B面シリコーン抜きの際に使用。(A面時は使用しない)
色がついているため、リンレイブルーワックスの方が扱いやすい。また、安売りの離型剤は原型に付着すると、サーフェイサーがはがれる現象がみられたが、リンレイブルーワックスにはその現象はみられないようである。
あるいは、「VANCE VM008 Mr.シリコーンバリアー」を使用。こちらはレジンはがしにも使用できる。
ただし、レジンはがしは筆塗り不可。エアーブラシを使用する必要あり。

【リンレイ】油性ワックス ブルー液状 1L
価格:675円(税込、送料別)






⑤ 筆 離型剤専用の筆を用意
細い筆、平筆の2本を用意する。細部と大きい面積用
わずかにパーツからの隙間を残すように太い筆で離型剤を塗る。そのあと細い筆でパーツまでの隙間までを埋めるようにする。この時は、伸ばすだけでよい。
⑥ 綿棒・テイッシュ
原型に付着した離型剤をおとすことに使用。原型に付着したままだと型に影響あり。

粘土はがし
シリコーンは5時間から13時間程度で硬化する。硬化後、型を裏返しにして粘土の取り出しを行う。
原型を破損しないように慎重に行う。また、原型がはがれてしまうと、B面とりができなくなってしまう。
爪楊枝などを使いながら、慎重に隙間に入った粘土をはがす。粘土は多少、固くなっているが再利用可能である。

型の微調整
パーツとシリコーンが直角になっているか確認。浮き上がっているところは直角になるように刃物でカットする。

離型剤ぬり。
B面取りをおこなうために、シリコーンに離型剤をぬっていく。大きい面積、隙間の手順でぬると良い。
これを完全にぬっておかないと、A面、B面の切り離しができなくなる。(悲惨なことになる)
原型に付着した場合は、綿棒等でふき取っておくこと。
B面とり時にワックス(離型剤)を塗ることを忘れずに・・これをうっかり、忘れることは多い。


7.ブロック撤去・原型取り出し・型の修正
用具
① ニッパー
② カッター、医療用メス
③ セロテープ(汚れとりに使用)

B面のシリコーンが硬化したら、すべてのブロックをはがす。
原型取り出し
ゆっくりと型を2つにわる。A面B面をゆっくりと周辺からすこしずつ、回しながら2つにゆっくりとはがしていく。この時に原型を壊してしまうことも良くある。(ちなみに、原型の足が折れました)
原型を慎重に取り出す。

そして、シリコーン型周りのバリをニッパーですべてカット。
四隅の角をカッターでそぎ落とす。この部分があると上手に挟み込むことができない。
レジン流し時の板ではさみこむときに、表面張力でできた邪魔になる部分を排除するためである。

汚れおとし。
作業中にサーフェイサー等がはがれることもあり。
安価な離型剤が原型についていると、はがれるようである。セロテープ等でこれらを型から取り除いてしまう。

型の修正
A面作成時に筆等で粘土に道をつけている場合には、反対側の出っ張りを落としてしまいます。ニッパー使用が有効ですが、それでは浅すぎるので、カッターで切り込みを入れて出っ張りを取り除きます。(この方が確実に空気が流れる)
粘土に掘り込みをおこなった部分、B面凸状にでている部分をニッパーやカッター、鋭いメスなどで削ぎおとします。また、流れ込みを阻害する部分の、修正をおこなう。
パーツまでしっかりと、溝を掘りこむ。
湯口の切りこみを入れたり、溝を大きくしたりする作業も行なう。カッターやよく切れるメスをつかって、湯口、空気穴をすべてつなげていく。
ここで型を完成させることになります。

8.キャスト流し込み作業
用具
① 輪ゴム(太いもの)、クランプ
型の固定に利用。大・中用意しておきます。強すぎても型が変形してしまう。
② 板
100円ショップの板で十分です。ブロック内側の大きさ程度に切ったものを用意。
レジン抜きの板について、
あまり柔らかいものは不適当。石膏を型の内側に流して板を作成してしまう方法もあるが、作成した石膏板の端で手を切るリスクがある。石膏を利用する場合には、角はヤスリでおとしておくこと。
ちなみにレジンは木材には、吸着します。(はがすのに一苦労です)
③ レジン用離形剤 信越シリコーン KF96SP

信越 シリコーン離型剤 420ml KF96SP
価格:969円(税込、送料別)




VANCE VM008 Mr.シリコーンバリアーを使用する場合はエアーブラシが必要になります。 シリコーン離型剤KF412SP(ペイント可のもの)
シリコーン離型剤KF412SPは、塗装可能なタイプです。万が一離型剤が残った場合でもこちらの方が安心です。




④ 手袋、ガスマスク、ゴーグル
ノンキシレンタイプのものが、でているもののキャストはかなり有毒。眼からも吸収されるそうです。
これらのものは、装着しておく方が無難。特にのどがやられます。
⑤ スポイド大 2本 A液 B液用
キャストを混合する際に、取り出すときに使用。かなりべとべとする液体。スポイトで吸い出すのがおススメ。
⑥ ウェーブHGキャスト(ノンキシレンタイプ)
里美デザインアイボリー(ノンキシレンタイプ)
レジンはクレオスのものは不可。かけてしまうことが多い。(ウェーブのものがおススメ)
キャストのおすすめは、里美デザインアイボリー(ノンキシレンタイプ)。またはウェーブのもの。
レジンはシリコーンと違い湿気をひどく嫌う。このため、雨の日のレジン抜き作業は気泡が多く生じてしまう。




⑦ 紙コップ 紙でできているものがおススメです。コップによっては溶けてしまうものがある。
A・B・混合用と三種類用意しておきます。
⑧ ヘラ キャスト撹拌用 使い捨てになるようです。
割りばしがあれば十分です。すばやく撹拌して、流し込みます。湯口に沿うように一定のスピードでながすと気泡がはいりづらい。
*ちなみに攪拌前のA液・B液を真空脱泡機にいれて気泡を抜くことも有効。
真空脱泡機を使用しないと気泡を完全に抜くことは難しい。
シリコーン離型剤KF412SPの吹付は、3回に1回程度行います。この方が型の持ちが良くなります。

原型材料の重さ測定します。これに通り道のパーツ等、プラスアルファがおよそ、キャストの必要な容量です。
総重量64gであれば、その半分32gが各A、B液の必要な量です。
ウェーブHGキャストであれば、重量比でそれぞれ32g+αです。

ただし、ポリパテは比重がキャストより重いため、この考え方が通用しますが、エポパテウェーブの軽量タイプには通用しません。上記の例ではまったく足りなくなります。湯口の大きさにもよりますが、約90g近くが必要になります。重量比でそれぞれ45gです。およその目安は、重量の1.5倍程度が必要になります。

キャストは追加流しが効きません。当たり前ですが、硬化が始まると物理的に流れなくなります。

液漏れ対策。下部から液がもれてくることは、シリコーン以上によくあります。
ビニールテープ等をうまく使い目止めをします。ただし、シリコーンにはテープは食いつきません。
サランラップをまいておくのがベストな選択です。
この液漏れで型が抜けない場合もよくあるので注意が必要。

1回目はテスト流しです。
目的は、
ゴミやほこりの排除。
型の修正。
キャストの必要量を探ります。
ベビーパウダーをうまく利用すると、空気を抜きやすくなる。
キャストの必要量を探ります。この作業は重要です。
まず、レジンは少し余るくらいに多めに用意します。
残ったレジンの量を測定、そこから紙コップの重さを差し引いたものが不要(余分)なレジン量です。
流し込んだ総量からこの不要レジン量を差し引いたものが、必要なレジン量になります。
型のあて板などに記録しておきます。

どんな場合でも、レジンの二度流しは、やめておく
型がうまく抜けないところに、レジンを少しだけながしておく方法が考えられますが、これはやめるべきです。レジンに気泡が生じます。
また、そこからはがれてしまうことが起こります。
原則、二度流しはしないようにすることです。

型に切り込みをいれて空気を抜くようにします。
*この仕上げ調整の作業が必ず必要になります。だからこそ、最終段階まで、型に傷をつけるのは最小限にしておくように工夫する必要があります。

レジンの複製が完了すると、レジン補修(傷うめ、気泡うめ等)を行います。
ボークス・コトブキヤなどのプロが抜いたキットと違い、真空脱泡機用の専用の型で複製するわけではありません。

*ちなみに、写真のデビルマンと魔王ゼノンはボークスのキットです。(20年以上前に購入したキットを以前に組み立て塗装したものです)

専用の設備がない場合、当然、傷・気泡、特にピンホールは予想以上にみつかります。
サフレス塗装は、とても無理です。
しっかりとサーフェイサーを吹いて、傷の確認を十分に行い、根気よく補修・下地作りを行います。

レジンの傷補修は、SSPが有効。SSPは原型・レジンともに活躍する素材。
ピンホールは、ラッカーパテではなかなか消すことはできません。
SSPで埋めてしまう方が、てっとり早いです。
  また、レジンの傷うめは、レジンで行う。傷を一度大きくして、瞬間接着剤で埋め込んでしまいます。
Mr.SSP(瞬間接着パテ)【MJ200】 【税込】 GSIクレオス [GSI MJ200Mr.SSPシ]【返品種別B】【RCP】
ピンホールを減少させるには、真空脱泡器および、それに対応した型を作成する必要があります。
ほんとうに、奥が深い分野です。

通常はそこまでできないでしょうから、
A液、B液を真空脱泡器にかけて、その後、2液を混ぜたのを使用すると細かなピンホール発生をある程度ふせぐことができます。
イベントで販売するなら、小型なタイプ(真空脱泡器)のものでも1台もっておくと良いかもしれません。

気泡・ピンホール埋め
ラッカーパテ補修は意味なし。ほとんど埋めることができない。SSPなどを使用してうめること。
時間の無駄でした。

塗装(下地塗り)白塗装
ガイアカラーピュアホワイト、なぜかガイアノーツを使用する造形師の人が多い。
クールホワイトよりも隠ぺい力があると言われている?
個人的には、クールホワイトの方が使いやすい。
気圧は0.08、1:1の濃度で使用するとよい。
個人的には、サーフェイサーエボ(白)が一番うまく吹き付けることができた。
1:2程度まで薄めるときは、細吹き用。気圧を0.05程度まで落としている


マスキングはがしによる塗装はがれ防止
染めQのミッチャクロンが有効といわれます。(ガイアのマルチプライマーが同じものです)
ただし、ミッチャクロンを塗ると表面がべたつく。これで定着力をあげている感じである。
ミッチャクロンは、ほこりが付きやすいので注意。
また、原液のまま吹き付けます。シンナーで薄めてはいけません。
定着力がなくなってしまいます。


ちなみに、複製作業に興味があるようでしたら、下記の書籍がおすすめです。
かなり前に発行された書籍ですが、中古で安く購入が可能。
基本的なことを理解するのに役に立ちます。
【中古】 モデル・テクニクス(2) 私立出戻りモケイ学園副読本 型取複製編 /出戻りモケイ学園...

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